プロテクティブスニーカー型式認定書類、協会入会書類
1.当協会の行う型式認定の対象であるプロテクティブスニーカー(以下「プロスニーカー」といいます。)については、専門家の検討を経て、平成22年6月25日に、JSAA規格第1号としての「プロテクティブスニーカー規格」とともに、本規格に基づき、JSAA型式認定基準第1号としての「プロテクティブスニーカー型式認定基準」を制定し、これらを公表しております。
(注) プロテクティブスニ-カ-規格及び型式認定基準は、当協会事務所に備え置いてますから、いつでも
閲覧できます。なお、規格が必要でしたら、購入もできます。




2.関係の製造・販売業者から型式認定の申請のあったプロスニーカーについて、添付の公的機関による試験結果等から上記の規格及び型式認定基準に適合するかどうかを判定し、合格したものの申請業者(以下「型式認定業者」といいます。)に型式認定合格証を交付します。
プロテクティブスニーカーの型式認定基準(JSAA型式認定基準第一号)
審査区分 | 認定基準 | ||||||||||
1.書面審査 | プロテクティブスニーカー型式認定申請書について (1)記入項目がもれなく記入されていること (2)型式認定の対象となる製品品番のリストが記入されていること (3)記入内容に不明な点がないこと |
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2.試験内容 (基本性能、 付加的的他) |
試験項目 | 等級区分 | 試験強度 | 合否判定 | |||||||
製品性能 |
耐衝撃性 | A種 | 70J | 中底と先しんのすきまが規定された寸法以上の高さを確保している 規定寸法:下記 ※1 |
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B種 | 30J | ||||||||||
耐圧迫性 | A種 | 10KN | |||||||||
B種 | 4.5KN | ||||||||||
表底の はく離 抵抗 |
等級区分 | 甲被素材 | 革製 | 人工皮革製 | 合成皮革製 | 編物性 | プラスチック製 | ゴム製 | |||
A種 | 試験強度 | 300N以上 | 200N以上 | ||||||||
B種 | 250N以上 | 150N以上 | |||||||||
<補足> |
試験後の中底と先しんのすきま 耐衝撃性、耐圧迫性規定寸法 ※1 |
サイズ(足長cm) | 試験後の中底と先しんのすきま mm | ||||||||
23以下 | 12.5以上 | ||||||||||
23.5~24.5 | 13.0以上 | ||||||||||
25~25.5 | 13.5以上 | ||||||||||
26~27 | 14.0以上 | ||||||||||
27.5~28.5 | 14.5以上 | ||||||||||
29以上 | 15.0以上 | ||||||||||
製品性能 付加的性能 |
かかと部の衝撃 エネルギー吸収性 |
20J以上 | |||||||||
耐滑性 | (動摩擦係数) 0.20以上 | ||||||||||
耐踏抜き性 | 1100N以上 | ||||||||||
静電気帯電防止性 | 23±2℃において 1.0×105≦R≦1.0×108Ω | ||||||||||
漏れ防止性 | 気泡が連続して出てはならない | ||||||||||
甲被の 物理的 性能 |
引張強度 (N) |
試験片 15mm☓ 90mm |
120以上 | ||||||||
表底の 物理的性能 |
ゴム | 引張強さ | 13MPa以上 | ||||||||
伸び | 300%以上 | ||||||||||
引裂強さ | 300N/cm以上 | ||||||||||
浸せき試験 | 20%以下 | ||||||||||
発泡ポリウレタン | 引張強さ | 3.5MPa以上 | |||||||||
伸び | 300%以上 | ||||||||||
引裂強さ | 150N/cm以上 | ||||||||||
プラスチック | 引張強さ | 8.0MPa以上 | |||||||||
伸び | 300%以上 | ||||||||||
先しん寸法 | 水平距離a | A種 | 40~60mm | ||||||||
B種 | 30~50mm | ||||||||||
高さb | A種 | 33mm以上 | |||||||||
B種 | 28mm以上 | ||||||||||
水平な底辺の幅c | 3mm以上 | ||||||||||
3.切断見本の審査 | 甲被の種類 | 革製 | 人工皮革製 | 合成皮革製 | 編物性 | プラスチック製 | ゴム製 | ||||
甲被の厚さ | 作業区分 による種類 |
A種 | 1.5mm以上 | 1.2mm以上 | 1.2mm以上 | 1.5mm以上 | 1.0mm以上 | 1.5mm以上 | |||
B種 | 1.2mm以上 | 1.2mm以上 | 1.0mm以上 | 1.5mm以上 | 1.0mm以上 | 1.2mm以上 | |||||
表底の厚さ | A種 | 3.0mm以上 | |||||||||
B種 | 2.5mm以上 | ||||||||||
4.包装箱の審査 | 表示 | JIS規格品でないものに、JIS規格品と誤解を与えるような表示を行ったり、安全性能がない製品に安全靴の表示を行うなどの不正表示をしてはならない |
(注1) 第8条の2に該当する申請者は、「製品性能項目」以外は社内試験報告書で代用することができる。
(注2) 静電靴の電気抵抗値は、申請品種又は申請リストの中に静電靴が含まれる場合に適用され、該当
品種について
JIS T 8103に規定する試験方法により試験を行う。
(注3) 製品性能は、一足として男子用は26.0cm、女子用は23.5cmで行う。両足の数値を基準とする。
(注4) 詳しい資料はプロテクティブスニーカー規格:2017 JSAA/001をお買い求め願います。
本ページ上部の「『プロテクティブスニーカー規格』購入申込書」をダウンロードして必要事項を
ご記入のうえお申し込み下さい。
3.型式認定業者は、型式認定に合格したプロスニ-カ-の内側に、当協会制定・公表の「型式認定合格標章(マ-ク)」を表示するとともに、その外側に、当協会販売の「型式認定合格証明票」を取り付けた上、このプロスニ-カ-を販売することになっています。
型式認定合格標章
型式認定合格証明票(表)
型式認定合格証明票(裏)