安全靴とは、JIS T 8101(安全靴)において、“主として着用者のつま先を先しんによって防護し、滑り止めを備える靴”と定義されています。
安全靴と呼べる靴は、JIS規格合格品のみです。
JIS規格の規定では、
➀甲被(足を包む部分の表面素材)は革又はゴムでなければならない。
②一定以上の靴のつま先部に防護性能がなければならない。
➂靴底の材質がゴム又は発泡ポリウレタンでなければならない。
という基本となる仕様があります。
更には甲被と靴底のはく離強度の下限規格値を満たすことが必須となっており、甲被及び靴底の厚さ、物性の下限規格値や構造について定義されています。