保護めがねとは、作業中に発生する飛来物、粉じん、薬品、熱、有害な光から眼を保護するために着用する「めがね」のことで、感染症の伝染防止にも使われます。
特長としては、
〇耐衝撃性(レンズ・フレームともに破損しにくい)
〇耐摩耗性(レンズ表面にキズがつきにくい)
〇耐熱性(熱による変形がしにくい)
等があります。
飛来物、浮遊粉じん、薬液飛沫、熱等が発生する等、あらゆる作業に従事する作業者ならびにそれらの作業場へ立ち入る者、溶接時の強い光やレーザ機器から発生するレーザ光等、眼に有害な光が発生する作業に従事する作業者ならびにそれらの作業場へ立ち入る者、その他、感染症予防のため医療従事者も使用するべき対象者となります。
また、顔全体を保護するものとして「防災面、防熱面、溶接面」があります。
「保護めがね」ではありませんが、眼を含む顔全体を保護する「顔面保護具」として使用します。
関連する主な規格としては、日本産業規格のJIS T 8147「保護めがね」JIS T 8141「遮光保護具」があり、種類、形式、性能、品質が規定されています。