プロテクティブスニーカーとは、革製及び総ゴム製のJIS規格安全靴に対し、甲被は軽くて加工しやすい人工皮革や合成皮革製が主流で、一定の安全性能や耐久性を備えたスニーカー調の作業靴です。
基準規格は当協会が制定していますプロテクティブスニーカー規格であり、つま先保護性能を有しているものの靴底には軽量素材も多く使用されているため、軽作業用の履物として広く活用されています。
耐衝撃性と耐圧迫性のつま先保護性能及び表底のはく離抵抗によって、普通作業用A種と軽作業用B種の2種類の作業区分があります。
床や路面の厳しい状態での使用においては、底の剥がれ・摩擦や甲被の破れなど耐久性の面で劣る場合がありますので、用途や使用環境を考慮した利用をお薦めします。